サービス事例集〜よくある修理3パターン


【重要】お申し込みになる前にこのページの内容をよくご確認ください

このページでは、腕時計のオーバーホールや修理において、当工房へのご依頼がとても多い3つのパターンに分けてご紹介しています。ご依頼になろうとしている時計が、いったいどのパターンに近いかが分かれば、思っていたよりも料金が高かったなどのトラブルを未然に防げる確率が高くなります。お申し込みをされる前にこちらのページをよくご覧になり、ご自身の時計がどの修理パターンに近いのか、ご参考にしてください。

※このページに記載のサービス事例の合計金額には『ブログ掲載オプション』(¥5,000)の料金は含まれておりません。


パターン1『現行品のオーバーホール』

ROLEX|Date Just Ref.16234
まず、最も多いご依頼のひとつとして、現行品のオーバーホールがあげられます。当工房ではおおむね1990年より以降に製造されたものを『現行品』と呼んでおります。(1990年よりも以前に製造されたものは『アンティーク品』と呼びます)
かつ、ここではご自身でお買い上げになった新品をワンオーナーで使用してきたものを差します。

《現行品の腕時計をオーバーホールした場合の特徴》

  • オーバーホールのみで済むことが多い
  • ブランド固有の外装パーツ(ロゴ入り)等は入手できないものが大半
  • ETA ムーブメント採用機が多く、パーツ交換の必要があっても比較的安価
  • 総額費用の価格帯 約 ¥20,000 〜 ¥30,000 前後

《パターン1の修理事例》


パターン2『アンティーク品の修理』

OMEGA|Speedmaster Professional (145.0022)

特にここではオークションなどで入手した中古品を差します。(※製造時期がアトリエ・ドゥ『現行品』区分のものであっても、オークションで入手した中古品の場合は『アンティーク品』の扱いとなります)アンティーク時計では製造時期が古く、ほとんどのパーツはメーカーにも在庫がなく、時計同様にオークションなどからタイミングよく入手できた場合のみ修理可能であったりします。費用もその時々の時価に左右されるため、一定ではありません。また、過去にどのような持ち主がどんな使用をしたのか、どこの修理業者に手入れさせたのかによって、時計の状態はジャンク品に近いものからオーバーホールのみで済むものまで千差万別です。相応の覚悟をもって見積もりに出していただきたいと思います。

《アンティーク品を修理した場合の特徴》

  • オーバーホールのほかにパーツ交換や特別費用などがかかる
  • パーツ交換は入手困難なものも多く、入手可のものでも非常に高価
  • 経年の使用による摩耗や劣化により製造時の性能からは劣る
  • 総額費用に幅がある ¥40,000 〜 ¥ 100,000(あるいはそれ以上)

《パターン2の修理事例》


パターン3『形見やご遺品など』

SEIKO|LoadMarvel 36000 Cal.5740C

ここでは時計の製造時期に関わらず、その時計の経歴がご家族などごく親しい間柄において受け継がれたものを差します。こういった品物の多くは相当期間に渡って先代の持ち主が愛用してきたにもかかわらず、たいへん丁寧に整備されていたり、特に定期メンテナンスされていなかった場合でも、中身の状態が比較的良好なものが多いのが特徴です。また、時計師の心情としてもなんとかしてあげたいという良心が味方しやすく、是非ともご依頼ご検討いただきたい案件です。

《形見やご遺品などをアトリエ・ドゥに依頼すると》

  • オーバーホールのみで済む場合もよくある
  • 年式の割に状態が良く、仕上がりも期待がもてる
  • 工房主がやたらと贔屓である
  • これで儲ける気がない 総額 ¥15,000 〜 ¥30,000 程度

《パターン3の修理事例》

 


付録 (全パターン共通)

《アトリエ・ドゥでのオーバーホール手順と作業のようす》