LONGINES: Conquest L3.676.4 Automatic

ポリッシング事例;ロンジン “コンクエスト”(東京都M.K.様ご依頼品)

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今回のお品は、ロンジンのコンクエストです。外装研磨サービスのフルポリッシングのご依頼をいただきました。これは研磨前の状態です。全体的に擦り傷が見られる状態です。

 

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まず、外装パーツを分解し、洗浄して汚れを落とします。サビなどが出ている場合も下処理の段階で落としておきます。幸い今回はケース内部にサビや損傷も見られず、このまま研磨行程へ進むことができました。

 

裏蓋

研磨で使用する機械で、左上はバフ研磨機。右上は時計旋盤です。バフ研磨機で主に鏡面部分の研磨を行います。その後、部分的にヘアラインを入れ直します。旋盤は今回の作業目的に合わせて、裏蓋研磨用のアタッチメントを装着しています。裏蓋にヘアラインを入れるタイプは、写真のように回転させながらヤスリを当ててラインを入れ直します。

 

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研磨後のパーツは、研磨カスなどを綺麗に落として、磨き上がりの状態をチェックします。うっかり鏡面部分にはみ出したヘアラインの線なども、部分的に修正しながら仕上げて行きます。何度も磨いたり汚れを落としたりの繰り返しで、根気のいる行程です。

 

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仕上がった各パーツを組み上げたところです。それぞれ、左側が研磨前。右側が研磨後になります。

 

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キズだらけの時計が研磨により見違えるほど綺麗になりました。さらにヘアラインを入れ直すと、だいぶイメージが変わることがお分かりいただけると思います。よく見るとフル研磨でも落としきれなかった深いキズや打ち傷跡は残っています。アトリエ・ドゥの研磨サービスは、新品同様レベルまでは及びませんが、リーズナブルな料金で満足度の高いクオリティとのバランスを考慮した仕上げです。

 

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完成。オーバーホールのご用命と一緒に、ぜひポリッシング・サービスを合わせてご利用ください。

今回のサービス料金:フル・ポリッシング (オーバーホール費用別)¥5,000

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