営業方針を刷新いたします

日ごろは、アトリエ・ドゥにご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。この度、当工房の営業方針を抜本的に見直すことになり、ここにお知らせをいたします。


アトリエ・ドゥは変わります。

これまで弊工房では、スイス製の高級腕時計などを主に修理/メンテナンスする業務を行うことで、社会に貢献をしてまいりました。修理においては、それぞれの時計のもつ本来の性能に回復すべく、日夜技術の研鑽に努めてまいりました。2015年の12月にオープンして以来、このことは一貫して弊工房の変わらぬ理念でございました。この間に多くのお客様のご依頼に支えられて、今日まで業務を提供してまいりましたが、昨今の世界情勢などの変化により、従来より行っておりました修理の方針が、現状にそぐわないものとなりつつあります。すでに一部ブランドの交換用パーツなどの入手に影響が出始めており、今後はより多くのメーカーの時計においても修理が困難となることが見込まれます。このため、誠に残念なことではございますが、オーバーホール・メンテナンスにおきまして、常に最高の性能とすべく万全の作業を行なったうえで、修理後の動作保証をつけさせていただく従来からのサービスの継続が非常に難しくなってきております。

また、オーバーホールのご提供に際しましては、弊工房の理念と市場の需要との間でしばしば乖離がみられておりますことも、今回の営業方針の見直しとなる一因となっております。従来同様、完成度の高いサービスに対する需要もまだ幾分かはございますが、それよりもサービス提供価格の低廉化とパッケージ化に対する需要のほうが多く、より分があるように日々の実績から感じているところでございます。

これらのことを踏まえましたうえで、今後は時計本来の性能の回復を至上命題とするのではなく、ひとつひとつ個別の時計の歩んできた、その経歴や整備履歴に応じた、自然な性能を持続させるためのお手入れに徹してはどうかなと。弊工房にてお手伝いさせていただくのは、必要となる最小限の努力に範囲を限定することで、コストを低く抑え、よりどなたでも気軽にご利用いただけるようなサービスのご提供がふさわしいのではないか。それこそが、今求められているものではないかと考えるように至りました。パーツの交換は時計にそこまでの高性能・完成度を期待しない方にとっては確かにオーバースペックであり、費用ばかりがかさむものです。この部分を必要最小限に抑えるだけで心理的な敷居の高さを取り除けると思います。どうしても交換しなければならないパーツは、金額がオーバーホール費用に対して大きくなりすぎない範囲で行う、または代用品を使うか、此方にて一時しのぎの補修なりを施すことになります。このため、長期の動作を万全とすることは想定外となり、保証の対象外となることをどうかご理解ください。また、同様に万が一の場合の補償金額(従来は上限10万円まで)も、今後の社会情勢の変化によっては著しく妥当性を欠いたものとなることが予想されます。こちらも今回の変更をもちまして、廃止とさせていただきます。(こちらはもともと、これを大きく上回る市場価格の時計のご依頼を数多くお取り扱いし、実態はあまり意味のないものとなっておりました)

サービスの料金につきましては、技術提供のために要した日数をもとに割り出す方式へと変更することにいたします。これは、従来のような手巻き/自動巻/クロノグラフなどのタイプによる分類では、いささか都合が悪いことがあり、必ずしも作業コストとは一致していなかった従来の反省が含まれております。つまり、手巻きであってもクロノグラフ並みに技術や時間を要するブランドの時計もあれば、逆もまた然り、ということです。それなら、いっそのこと実際にその時計をオーバーホールするに際して要した時間をもとに代金を決めるほうが、より公正であり、個々の時計の状態によって作業時間が異なる場合の公平性も担保できるものと思われます。つまり、修理に時間を要する時計ほど料金は高くなり、こちらで与し易い時計ほど料金は安くなる仕組みです。これは全く新しい試みではありますが、これからの時代と需要に合致するものと考えております。このことを持って、時計ファンの皆様にはより一層、日々の時計のメンテナンスの重要性を喚起し、よりふさわしいご使用方法を行っていただけるよう啓蒙させていただく意図もございます。どんなご使用方法をしても料金が同じ、ということにはなりません。時計を正しく丁寧に使うほど、オーバーホール・メンテナンスは簡単に済みます。そういった時計に対してサービス料金を安くさせていただくことは、弊工房にとっても望ましいところです。

なお、一連の変更は実際に弊工房サイト bunkaisouji.com の記載内容が更新された日より随時有効とさせていただきますが、混乱を避けるため、一応の区切りとして2022年の5月末までにお申し込みのあった修理までは、従来の料金体系にもとずく費用およびサービス(保証含む)のご提供も行います。(お申し出のあった方に限ります。同様に50%オフのご提供も5月末で締め切りとさせていただきます)以降は全て弊工房サイトの表示内容にてご提供いたします。

また、これまでご愛顧をいただきました『ブログ掲載オプション』につきましても、今回をもちましてサービスのご提供を停止させていただきます。今後は、こちらにてピックアップした修理案件のみを随時発信してまいります。これまでの多くのご利用をいただきまして、誠にありがとうございました。引き続き、アトリエ・ドゥをどうかよろしくお願い申し上げます。

2022年5月吉日


5月12日追記:50%オフキャンペーンですが、こちらは2022年4月30日をもちまして終了とさせていただきました。訂正させていただきます。

なお、詳しくは『50%オフの試み』の記事をご参照ください。


5月14日追記:駆け込み需要でのお申し込みが続々ときております。私の考えに近く共感されたのか、さっそく銀座TANAKAで金貨買ったという方もおられます。そうかと思えば50%オフ恋しと過去にすがっている方もちらほら。こういう時は歴史を振り返ってみるといいです。通貨がダメになるときは、決まってモノやサービスの相対価値がべらぼうになって、通貨だけが紙くずになります。もう地獄1丁目に片足突っ込んでおります。元の道には残念ながら戻れません。最初はじわじわと。ある時からは一気に進みます。国民に毒ワクチンすすめて悪びれないような役人や政治家が支配するような国の、一体なにを信じられるのでしょう?通貨だけは独立した価値だとでもお考えなのでしょうか。自分の頭で考えられない迷える子羊たちは、従順です。何の役にも立たないマスクなんかまだつけて。それは子供にとってはIQ下がって免疫落ちるだけのアイテムです。私には接種会場は屠殺場に見えます。そこに並んでる人々は、せっせと自ら殺されるべく順番を待っている家畜にしか見えません。夏以降はたぶんエイズでばたばた人が死に始めると思います。HIVではないですよ?ワクチンによるエイズです。(VAIDSヴェイズというそうです)先行接種した欧米ではこの問題が表面化しつつあります。マスコミではもちろん取り上げません。過去ウチでもブログ「その他」カテゴリで指摘しておいたんですが。自分でも当たり過ぎて怖いほど、その通りになっています。危惧した未来が現実になりました。私に分かってなぜアナタには分からないのか、それが分かりません。この1年くらいはそんな悶々とした気持ちです。社会の分断を感じます。でも、なんとかQみたいに間違った正義感に駆られて騒ぎを起こすつもりもありません。最終的に判断するのは各々の人です。情弱とは情報を自ら取捨選別して判断できる能力が弱い、の意だと強く感じます。決して接する機会やらIT能力やらとは関係がない。情報は自ら探します。受け取るものではない。それが大多数の人には分かっていない。テレビでも見れば情報が入ってくると根本的な勘違いをしている。インプットが全部ウソなのに真実が判断できるわけがない。(ちなみに私はもう20年以上テレビを見ていません)そういう人々とは袂を別つことになりますが、今はこれまで。淡々と事態の成り行きを見守っております。結局は自分で自分の身を守るしかないです。

それはそうと、当工房の本来のお役目は時計修理ですので。それについて一言。

1万円で修理できるときに指をくわえて眺めていて、2万円になったら「1万円に下がるのを待つ」という。

それ、この先は永遠にチャンスめぐってこないパターンです。(笑)どんどん4万円になり8万円になり、、あり得ないような金額になってようやくインフレのなんたるかに気づくんでしょうか。もうパーツ入ってこないかもよ?と言っているじゃないですか。今やらなかったら、後はないです。

はっきりと申し上げておきます。